減収がとまらないIBM。「今度こそは」と願いながら決算発表をご覧になった投資家も多いのではないでしょうか?
そんな願いも虚しく、IBMの決算発表はある意味平常運転となりました。
21四半期連続減収
IBMの業績が深刻なところは減収が止まらないという事です。企業の使命はなんといっても利益を出さなければいけません。
IBMは赤字にはなっていませんが利益の源泉である売上高がの回復が一向に見えていません。IBMの売上高は192億9000万ドル(前年同期は202億ドル)という内容で、売上高はがっつり下がっています…
ただ、EPSに関してはアナリスト予想一株当たり2.75ドルに対し2.95ドルでした。
構造改革にも順調に進んでいると言うことをアピールしているようで
アナリティクスやクラウドコンピューティングなどを含む「戦略分野」への投資は、前年同期比7%増(通貨調整後)となる88億ドルの売り上げをもたらした。戦略分野の過去12カ月の売上高は、11%(通貨調整後は12%)増の341億ドルとなった。総売上高に占める比率は43%という。
ZDnet Japanより引用
IBMが「戦略分野」として注力している所は順調に成長しているようですが、それでも増収までの道のりは非常に厳しそうです。
投資対象としてIBMは成り立つか?
IBMを保有して4年目になりますが、決算発表後とに急落する株価を見るとホールドするのも考えてしまいます。
日本経済新聞の記事によると過去10回の四半期決算で、翌日の株価が下落したのは8回
しかも4%以上株価が下落したのは7回にもなるとの事です。この事からIBM購入は決算前は控えたほうが良いでしょう。
それでも今の株価は魅力的か?
IBMの現在の株価は148ドル
PERは11.90倍
配当利回りは約4%となっております。
非常に魅力的な水準かもしれません
とはいえ、この決算発表後ではなかなか追加投資をする勇気はありませんが…
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