大手百貨店として有名な丸井グループ。
その丸井グループが証券会社を設立するというニュースが流れました。
なぜ今証券会社設立?しかも百貨店が?と疑問に感じる部分が多かったのですが、どうやらこの証券会社は若者をターゲットにした証券会社になるようです。
□つみたて専門の証券会社丸井グループが設立するをする証券会社は
つみたて専門の証券会社となるようです。
以下日経新聞のより引用いたします。
ターゲットとするのは主に20~30歳代の若者だ。
購入時に販売手数料がかからないつみたてNISA対象の投信130本のうち、まず3~4本をグループで取り扱うクレジットカード「エポスカード」で購入できるようにする。クレジットカードで投信を購入できるのは日本初の仕組みという。
積み上げた投信の運用手数料(信託報酬)の一部を収益源とする。
記事から分かることは
・ターゲットは20~30代の若者
・投資信託をクレジットカードで購入できる(日本初)
・投信の運用手数料を収益源とする
となっています。
スポンサーリンク
?
□若年層の投資のきっかけとなるか
若年層をターゲットにするにあたり、クレジットカードを利用できる事また月々の最低投資額を3000円~5000円を想定しているという部分に好感が持てます。
ただクレジットカードで購入できる投資信託の対象商品がサービススタート時点で3~4本の予定となっている点に注意しなければいけません。
せっかくクレジットカードで投信を購入できるという良いサービスですが、購入できる商品が良くないもの(信託報酬が高い等)だとターゲットとなる若者はもちろん結局サービスを提供する丸井グループにもデメリットとなる可能性が高いです。(評判が悪くなる等)
このつみたて証券会社の目標は、10年後に100万人の顧客サービスの提供1兆円の預かり資産高となっていました。
目標としてはかなりハードルが高いかなとも感じますが若者向けにより良い投資サービスを提供することが、これから証券会社がやらなければいけない事なのかなと感じました。
まだまだ顧客を「カモ」としか思っていない証券会社も数多くあります。このような証券会社に関わらない方法は「お金の勉強をする」という事が最も有効だと考えます。
応援お願いします。