IBMの年次株主総会が近づいてまいりました。
19四半期連続と長期にわたり減収をつづけているしかし前回の決算(2016年第4四半期決算)では減収は続いているも売上高、EPS共にアナリストの予想を上回っています。
4月25日の年次株主総会ではグットニュースやサプライズ決算とすることができるのでしょうか。
私の保有しているアメリカ株の中で、現在最も比率が大きいのがIBMです。
初めてIBM株を購入したのが2014年2月当時の株価は1株182ドルでした。
現在の株価は170ドル前後、うん!
私がいかに株式市場に対して理解が無いか良くわかる取引ですね。ははは・・・
そんなIBMですが最近では「ワトソン」効果で景気の良いニュースも聞こえてきています。日本経済新聞の記事ではワトソンの驚異的な普及の
スピードを伝えています。
ワトソンを使った業務改善の実例は枚挙にいとまが無い。運転手の癖や好みを考慮した
情報サービスを提供する米ゼネラル・モーターズ(GM)。
社内のコールセンターの代替を狙うイオン。腫瘍の診断では世界35の医療機関が採用した。「2016年当初(ワトソンが診断した)患者は10人だったが16年末に約1万人に増えた」(IBMのジョン・ケリー上級副社長)
これだけ「ワトソン」が浸透した理由はIBMの「伝統」であるとも
伝えています。
IBMはIT企業の中ではダントツで歴史の長い企業でありそれだけ強固な顧客基盤を持っています。
顧客の幅も広く政府組織や小売、医療、金融とその分野にあった使い勝手の良いものに仕様を変えて提供することができるコンサルティングを行えるという所です。
AIビジネス市場は2025年には2兆ドルという巨大市場になるとも言われています。
もちろん、他社もAIビジネスに力をいれていますので追いつかれ追い抜かれるリスクが無いわけではありません。
しかし顧客基盤に強みを持つIBMが「ワトソン」でAI市場を席巻するようになれば、しばらくの間IBMの天下がやってくるかもしれませんね。
バフェット銘柄としても有名なIBM、株価は現在回復傾向にありますがチャンスがあれば追加購入したいですね。
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