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朝食のシリアルはケロッグ(K)ですか?

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いつの間にかアメリカ株食品セクターシリーズになってしまいました。今回は日本でも知名度が高いケロッグ(K)をご紹介させて頂きます。

 シリアルといえばケロッグケロッグの歴史は古く設立は1906年です。設立当初はバトルクリークトーストコーンフレークという名前でしたが1922年ケロッグへと社名変更を行っています。

 

1962年日本ケロッグが設立されていますので日本でのビジネスは50年以上にもなります。

日本でも様々な商品を展開しており
・オールブラン
・玄米シリーズ
・フルーツグラノラ
・フロスティ
・ココくん
・コーンフレーク

 

と毎日の朝食でお世話になっている方も多いのではないでしょうか?

 

更にケロッグは2012年にP&Gから「プリングルス」を買収しています。知名度の高いシリアル、そして世界的ブランドのプリングルス。これだけ信頼あるブランドを保有しているケロッグは他社と比較しても高いブランド力を保有しているといって良いでしょう。

 

ケロッグを株価から見てみる

2017年3月27日時点のケロッグの株価や指標は以下となります。

ティッカー:K

株価:73.00ドル
PER:37.24倍
配当利回り:2.84%

 

過去5年配当
2012年:1.74ドル
2013年:1.80ドル
2014年:1.90ドル
2015年:1.98ドル
2016年:2.04ドル

 

しっかり増配を行ってくれています。連続増配は11年となっていますので長期保有を考えている方にとっては魅力的かもしれません。

 

ケロッグだけではありませんが、食品等の生活必需品に高いブランド力を持っている企業は投資対象として報われやすいと考えます。

著名投資家ウォーレン・バフェットのパートナー、チャーリー・マンガーがブランドの魅力についてこのようにおっしゃっています。


「ガムを買う場合、誰がたった10セントを惜しんで、
他社のガムを買うだろうか。そのガムはほかならぬ自分の口に入るのですよ」


※リグレーとはアメリカで有名なチューイングガムブランドです。

 

食の安全性は度々ニュースになりますが、食品の有名ブランドとなるとそれだけで安全性を消費者にアピールすることができます。既に有名ブランドを展開しているケロッグ等には他社が競争を仕掛けてきてもブランド力の高い壁で常に競争を優に進めることができるのです。(そもそも高いブランド力の前に競争を挑もうとする企業が少ないのですが)

このような高いブランド力を持った企業は投資先としてとても魅力があります。あのウォーレン・バフェットも


「そこそこの事業を素晴らしい値段で買うよりも、
素晴らしい事業をそこそこの値段で買う方がずっといい」

 

と言っています。高いブランド力にはそれだけ投資を行う価値があると言えますね。

 

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