今年も春闘といわれる春季労使交渉がほぼ終わりました。
春闘でもっともニュースとなるベースアップ。サラリーマンならとても気になる所です
私もサラリーマンの一員としてベースアップはとても気になります。ちなみに私の所属している会社はアベノミクス1年目にベースアップを行って頂きましたがその後は残念ながらベースアップは行っていません。
「ベースアップは前年割れ」や「官製春闘は4年目にして息切れ」という報道もされていますがベースアップが行われているだけうらやましいと感じます。
ベースアップのニュースではトヨタ等の自動車大手や日立、(今話題の)東芝等が良く報道されますが流通業でも社員の待遇改善に積極的な企業があります。
それはニトリです
以下流通ニュースより引用
ニトリの総合職社員の月例給は、一人平均6573円(1.97%)の賃金改定、パート・アルバイト社員の時給は一人平均27.3円(2.76%)の賃金改定を決定した。
総合職社員のベースアップは14年連続で、ベースアップを含む賃金改善は1644円。パート・アルバイト社員のベースアップは4年連続となる。
今年は働き方改革実現に向けたさらなる取り組みとして、勤務間インターバル制度の導入や、自社独自のものである時効消滅した有給休暇の積み立て制度を介護申請時に適用可能とした。
流通業で安定的にベースアップを行うのはとても珍しいです。それだけ業績が安定しているという事でしょう業績の安定しているニトリの株価が気になりましたので
調べてみました。
日本経済新聞HPより引用
素晴らしいほどの右肩上がり!
株価は右肩上がりですが配当政策はあまり積極的ではありません。
以下ニトリの配当性向です
2011年:11.8%
2012年:13.1%
2013年:13.8%
2014年:14.3%
2015年:14.7%
2016年:15.3%
2017年:15.1%(予想)
配当重視の投資先としてはあまり魅力的ではないかもしれませんが
売却益を狙うのであればありかもしれませんね。